2021年の正月に納車されたVERTIGO COMBAT R2 (250cc)に試乗できる機会に恵まれまして、そのことを少し。
オーナーさん、ありがとうございます。
詳細についはストレートオンや自然山通信にレポートされているので、そちらを参考にしてください。
今回は中年おやぢが乗ったときのことをレポートします。
結論が先になりますが凄く良いです。
なぜ良いのか?ですが、通常は試乗させてもらったその場ではちょっと高めステアケースや二段ステアーケースなんぞは絶対にやりません。
ところが、このVERTEGOは『やる気スイッチ』が入ります。
フロントが軽く(人によっては軽過ぎるという印象も)、インジェクションだからなのかアクセルにクセがなく開けた分だけエンジンが反応してくれます。
レスポンスはおやぢのEVOと大差ありませんが、二次元的に吹け上がるので不安がありません。それはアクセルを開けて一定しておくとキャブ車は回転数が上がっていきますが、VERTIGOはそれがほとんどありません。
なお、本機には標準でフライホイールにウエイト増しが付いていて、エンジンカバーにスペーサーが付いています。それでもレスポンスは早いので、外したらどんなことになることやら。。。
前後のサスペンションはダンパーが全ユルになっているらしく、ホッピングではバネっぽい印象ですが、ステアーケースに行くとその印象は変わります。ダンバーが効いているようで、暴れて乗り難いことがありませんでした。これはレイガーの特性なんでしょうか?
オフキャンバーターの上り始めのデリケートゾーンではEVOならクラッチにとても神経を使いますが、良い意味でアクセルの開けはじめが鈍感なVERTIGOはプッシュアンダーが生じ難い。これなら雨のBPで再チャレンジしてみたいですね。
また、近代のダイヤフラムクラッチの性能が向上したのか、あまり意識することなく乗れるようになりました。
細かいところですが、燃料タンクが半透明なので、ガソリンの残量が一目瞭然です。RTLと同じで燃料が無くなると突然エンストらしく、この点は大きい。昔、RTLに乗っていたころ河原の奥で燃料切れで押して帰って来たことがあります。平坦なところだったので、苦労はしなかったけど、土手を下ったところだったら?と思うとゾッとします(笑)
ネガティブなところは動画でも分かりますが、冷却ファンが異常にうるさい。改善してもらいたいところです。
1ヵ月を経過してますが、ギアチェンジが固い。これから乗り込むうちに改善されるのでしょうか?
というインプレです。
あとは将来にわたって部品供給がどうなるのか?が課題でしよう。
ミタニさんがインポーターである限り心配ないと思いますが、チスパ、ホタガス、オッサのようなことにはなって欲しくないですね。
最近のコメント