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ピストン関係

2021/01/24

1/24 ピストンリング交換

2019 BETA EVO、2年目になりますが最近エンジンヘッドから微かに異音が。

急を有する異音では無さそうですが、パーツだけは揃えておきましょう。

だったのですが、時はすぐに訪れた(笑)

23日の天気予報では翌日は雪。ということで、河原には行かずガレージに籠って早速ピストンリングを交換することに。

まずは冷却水を抜きホースを外す。

冬でホースが固くなっていて抜けなかったので、ヒートガンで温めました。

Dsc_0037_20210124211301

抜いた冷却水が激しく汚れている。しかも水?

専用の冷却水を入れる前に何度が水でフラッシングしましょう。

Dsc_0040_20210124211301

急がば回れで、作業の邪魔になりそうなものをすべて外してしまいます。

ラジエターは車体の左側にタイラップで吊るしているので、画像には写ってません。

シリンダーを外す前に、スタットボルトが抜けた経験からシリンダーを固定しているナットにラスペネを塗布し、さらにヒートガンで温めてから回しました。

Dsc_0041_20210124211301

開けてみるとリングが固着していることもなく、良好な状態でした。

これならあと1年は大丈夫だったのでは???

でも、開けたので交換しちゃいます。

Dsc_0042_20210124213201

Aピストンでした。

Dsc_0050_20210124213401

入っていたベースガスケットは0.5mmと0.3mmの2枚だったけど、入れたのは1.0mmです。

文字が印刷されている面が下(クランクケース側)です。

組む前に両面にシリコングリスを塗布しておくと次回、外すときにこびりつき難くなります。

Dsc_0047_20210124211301

エンジンを開けて厚みを測ってから注文した訳ではなく、見た目で発注したので単なる発注ミスです(汗

でも、ちょっとマイルドになることも期待して。。。

Dsc_0043_20210124211301

WAKO'Sのカーボンリムーバーとパーツクリーナーでカーボン除去。

こびりついているベースガスケットを丁寧に削り落してから組みます。

新しいリングマークはTでした。◎だったり、Rだったりしたことも。。。

マークがある面が上です。

Dsc_0045

ピストンリングはピストンのリンク溝にボッチがあるので、そこにリングの合わせ目を合わせないと絶対に組めません。(経験者)

270_33

Dsc_0052

今回のピストンリング交換はスムーズに分解、組み立てができました。

過去4回BETAの腰上を開けましたが、ノントラブルは初めて。

この個体、アタリかも(笑)

キック2回で無事にエンジン始動。

めでした。めでたし。

Photo_20210124223601

使った道具、ケミカル(ラスペネは写って無い)。

2015/06/03

ピストン交換

何がどうした。つー訳で無いのですが、たま~にエンジンから異音がする。

ので、怪しいと思われるピストンセットを注文。純正でS3がついていたので、迷うことは無かった。

本日は天気も悪いことだし、絶好のチャンス。やっつけてしまうことに。。。

まずは冷却水を抜いて、邪魔なラジエターまわりを撤去。

Cimg8376

アンダーガードは付けたままの方が安定するので、こんな状態で作業。アンダーガードは後ろのボルトだけで支持させてます。

シリンダーを外してみると、

Cimg8378

ピストンリングが刑事コチャック。

たまにする異音の原因はこれ?

Cimg8390

今回はヘッドガスケットをケチったので、ヘッドを付けたまま。

Cimg8381

ワコーズのカーボンリムーバーとパーツクリーナーとマツイ棒で掃除して。

Cimg8384

スモールエンドベアリングも交換。

Cimg8387

このクリップはラジペンで挟むだけの優れものでした。

Cimg8394

ベースガスケットは0.5mmを使った。

Cimg83761

ここのボルトはアルミ製です。

固着すると厄介なので、汚れていた穴を掃除した後、パッドグリスをヌリヌリしたボルトを挿入。

左右の合わせ目のところで極極わずかの段差があり、その部分のボルトが若干痩せていた。

で。冷却水を入れて完成!

Cimg8396

正常に始動しました。

めでたし。めでたし。

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前回腰上をトライしたときのレポートはこちら

2014/08/19

8/19 腰上メンテ難ス

腰上のメンテナンスの方法は人によっていろいろですが、おやぢはこんな感じでやってます。

まずはエキパイを外し、冷却水を抜き、ウォーターポンプカバーを外す。

Cimg6741

サブフレームを外して、ラジエターを宙ぶらりんにして作業開始。

Cimg6743

モード切り替えスイッチを外したけど、これは外さない方が良かった。後が面倒。

シリンダーヘッドを外し、シリンダーを外すときに問題が発生。

右前のスタッドボルトがナットと固着して供回りしてしまう。良くある話らしいが、おやぢは初めて。

スタッドボルトリムーバー・インストーラーの構造が分かって無いので、急いでアストロへ走った。

観察すると構造は単純。長ナットとボルトまたはナットの組み合わせで簡易なリムーバー・インストーラーは作れそう。

まずは、固着したナットを外さなければ。。。

Cimg6750

浸透剤をスプレーし、しばし放置。ナットをダブルで掛けて、万力でガッチリ噛み、ヒートガンでチンチンに温める。

したところ、「パチンッ!」という音とともにやっと外れた。一瞬折れたと思った。汗

外れたスタッドボルトはダブルナットにしてクランクケースに締め込みます。

Cimg6754

次にピストンを外すため、クリップを外し、ピストンピンをエクステンションバーに12mmのボックスを付けて押しますが、また問題発生。固くて押せない。涙

こんなときのために自作のプーラーを作っておいたが、どこに入れたのか忘れた?

あった!

Cimg6770_2

構造は簡単ですが、良い仕事をしてくれました。

やっぱり、メンテナンスは道具ですね。

簡単に抜くことができました。v(^^)

Cimg6755_2

クランクケース内に物が落ちないようにするのはお約束。

Cimg6748

Cimg6745刑事コチャック

ワコーズのカーボンリムーバーを吹くと。

Cimg6747

パーツクリーナーと比べると、あっ!と言う間に、ご覧の通り。怖いくらい強力。

なので、ゴム手袋は必須でっす。

Cimg6756Bピストンでした。

ピストンには矢印があって前後が指定されています。写真では右が前。

ピストンリングはそのまま使います。本当はクリアランスを測らなければならないのですが、測ったところで交換するつもりは無いので。。。汗

Cimg6758

Rの文字があるのが表。裏は銀色なので、一目瞭然。

組み付ける時は、シリンダー内、ピストンに2stオイルをまんべんなくヌリヌリ。

リングをピストンに組み、ピストンをコンロッドと連結。ここでもピストンピンが固くて時間がかかったが、リムーバーを逆に使って無事に連結。

ここで気がついたが、スモールエンドベアリング(ピストンピンとコンロッドの間にあるニードルベアリング)って左右にクリアランスが5mmくらいあるけど、ズレないのか?

今までそんなトラブルは聞いたことが無いので、作業を進めます。

Cimg6759

シリンダーとクランクケースの間に入れるベースガスケットは文字がある方が裏(下)。液体ガスケットが塗ってあり、一次圧縮の漏れを防いでいる。

組むときにベースガスケットにシリコングリスを薄く塗っておくと、次回、外すときに楽です。

ヘッドガスケットは、両面に液体ガスケットが塗ってあり、再利用するときは漏れに注意。

Cimg6761左が新品

凸が上、ボッチ(左)があるのが前です。

シリンダーを組み、サブフレーム、ラジエターを取り付けでみたところ、最後のこの部分が合わない。

Cimg6764

EVOのエンジンはサブフレーム、アンダーガードのところ、スイングアームのピボット、とここの4点で支持している。

ところがご覧の通り、穴が合わない。外したときにすでに固かったので、覚悟はしていましたが、こうまでズレるとは。。。とほほ

なので、スイングアームのところ以外は緩めて組もうとしたけどダメ、。仕方ないので、ヤスリで穴を広げました。

すべてのパーツを組み、冷却水を入れて、エンジン始動。緊張の一瞬だ。

Cimg6767

キック一発でエンジンは目覚めた。幸

冷却水を足して試乗。

エンジンの掛りと、吹け上がりが良くなった。アイドリングも安定している。

明日のプチ水練が楽しみ。

こちらは以前やった腰上メンテナンス。参考になれば嬉しいでっす。

無くても出来ますが、あると便利な工具とケミカル。

Cimg6771

上の左から

・ピストンピンを押さえるクリップ専用のプライヤー

・ピストンリング脱着専用工具

・ワコーズのカーボンリムーバー

・浸透剤スプレー

下の左から

・ワコーズのシリコングリス

・ヒートガン

2013/02/05

クワガタ

Cimg3594

クワガタのオスとメスです。

ではなくって、オスがピストンリングプーラー。

使い方は↓

Piston1
外国製のは高価ですが、これは昼の定食価格くらいで買える。

でも、よ~く考えられていますね。本当に関心します。

メスはピストンピンサークリッププライヤー。

サークリップの外し方は↓

Piston2

Piston3_2

これが欲しかったのですが、送料の関係でオスも買うことに。。。

これで、面倒なピストン交換がちょっと楽しみになりました。