TLRジャダースプリング
TLRでフルロックターンをしようと思うとコツが要ります。
どうやらクラッチの使い方のようですが、2000年からトライアルを始めたおやぢにはこのコツが掴めません。
どうなるか?というと、クラッチを繋ごうと思うと一瞬遅れて繋がる、クラッチを切る場合も同じで。。。
しかも、半クラが無くツンツンしてフロントが逃げてしまいリアブレーキを踏みっぱにしても思った方向に曲がれません。
これはクラッチの入り切りの構造が違うため、どうすることもできないと思っていました。
現代のコンペマシンは油圧でピストンを動かしプレッシャープレートを直接押す構造に対して、TLRはワイヤーでエンジン側のクラッチアームを引くことにより内部の半月状のロッドが回転し、プレッシャープレートを押す構造です。
先人の知恵で、この半月状のロッドの角を少~し丸くして繋がりを緩やかにしてみましたが、この効果は少しでした。。。
そんな中、猿錬のツインショック仲間からクラッチジャダースプリング&プレートなるものを分けてもらうことになましたが、おやぢにとって得体の知れないブツだし、クラッチの摩耗も考え、トライアルスナリタさんに一任することしました。
施工はレジェンドの省造さんです。彼に頼めば、ジャダースプリングの取り付けだけでなく、気になったところもチューンしもらえるだろうとお任せしました。
施工は前述のジャダースプリング&プレートの取り付け、クラッチプレート・フリクションプレートの交換、クラッチバスケットの段付き修正、その他もろもろ。
参考になるブログは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/krefirst/entry-12636513734.html
https://blog.goo.ne.jp/tank_yama/e/f4023a7049e819303ca8cf2f05569be2
早速、引き取ったその日にBPに行きまして試乗することができました。
結果は良好で、フルロックターンができるようになりました。8の字もできます。疲れるけど(笑)
半クラの範囲が広がりGO&STOPが滑らかになりました。
現代のコンペマシンほどではありませんが、フロントが逃げることもなくターンができます。
例えるなら、負圧キャブになったSCORPA TY125くらいにはなったと思います。
引き渡し時に「クラッチが滑るかも?」とアドバイスをもらいましたが、その心配はありません。
ステアケースも違和感はありません。
これで秋のツインショック大会が楽しみになりました。
今週末の猿錬は欠勤ですが、来週はこれで行こうと思います。たぶん。
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