2019 BETA EVO、2年目になりますが最近エンジンヘッドから微かに異音が。
急を有する異音では無さそうですが、パーツだけは揃えておきましょう。
だったのですが、時はすぐに訪れた(笑)
23日の天気予報では翌日は雪。ということで、河原には行かずガレージに籠って早速ピストンリングを交換することに。
まずは冷却水を抜きホースを外す。
冬でホースが固くなっていて抜けなかったので、ヒートガンで温めました。
抜いた冷却水が激しく汚れている。しかも水?
専用の冷却水を入れる前に何度が水でフラッシングしましょう。
急がば回れで、作業の邪魔になりそうなものをすべて外してしまいます。
ラジエターは車体の左側にタイラップで吊るしているので、画像には写ってません。
シリンダーを外す前に、スタットボルトが抜けた経験からシリンダーを固定しているナットにラスペネを塗布し、さらにヒートガンで温めてから回しました。
開けてみるとリングが固着していることもなく、良好な状態でした。
これならあと1年は大丈夫だったのでは???
でも、開けたので交換しちゃいます。
Aピストンでした。
入っていたベースガスケットは0.5mmと0.3mmの2枚だったけど、入れたのは1.0mmです。
文字が印刷されている面が下(クランクケース側)です。
組む前に両面にシリコングリスを塗布しておくと次回、外すときにこびりつき難くなります。
エンジンを開けて厚みを測ってから注文した訳ではなく、見た目で発注したので単なる発注ミスです(汗
でも、ちょっとマイルドになることも期待して。。。
WAKO'Sのカーボンリムーバーとパーツクリーナーでカーボン除去。
こびりついているベースガスケットを丁寧に削り落してから組みます。
新しいリングマークはTでした。◎だったり、Rだったりしたことも。。。
マークがある面が上です。
ピストンリングはピストンのリンク溝にボッチがあるので、そこにリングの合わせ目を合わせないと絶対に組めません。(経験者)
今回のピストンリング交換はスムーズに分解、組み立てができました。
過去4回BETAの腰上を開けましたが、ノントラブルは初めて。
この個体、アタリかも(笑)
キック2回で無事にエンジン始動。
めでした。めでたし。
使った道具、ケミカル(ラスペネは写って無い)。
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