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2014/08/19

8/19 腰上メンテ難ス

腰上のメンテナンスの方法は人によっていろいろですが、おやぢはこんな感じでやってます。

まずはエキパイを外し、冷却水を抜き、ウォーターポンプカバーを外す。

Cimg6741

サブフレームを外して、ラジエターを宙ぶらりんにして作業開始。

Cimg6743

モード切り替えスイッチを外したけど、これは外さない方が良かった。後が面倒。

シリンダーヘッドを外し、シリンダーを外すときに問題が発生。

右前のスタッドボルトがナットと固着して供回りしてしまう。良くある話らしいが、おやぢは初めて。

スタッドボルトリムーバー・インストーラーの構造が分かって無いので、急いでアストロへ走った。

観察すると構造は単純。長ナットとボルトまたはナットの組み合わせで簡易なリムーバー・インストーラーは作れそう。

まずは、固着したナットを外さなければ。。。

Cimg6750

浸透剤をスプレーし、しばし放置。ナットをダブルで掛けて、万力でガッチリ噛み、ヒートガンでチンチンに温める。

したところ、「パチンッ!」という音とともにやっと外れた。一瞬折れたと思った。汗

外れたスタッドボルトはダブルナットにしてクランクケースに締め込みます。

Cimg6754

次にピストンを外すため、クリップを外し、ピストンピンをエクステンションバーに12mmのボックスを付けて押しますが、また問題発生。固くて押せない。涙

こんなときのために自作のプーラーを作っておいたが、どこに入れたのか忘れた?

あった!

Cimg6770_2

構造は簡単ですが、良い仕事をしてくれました。

やっぱり、メンテナンスは道具ですね。

簡単に抜くことができました。v(^^)

Cimg6755_2

クランクケース内に物が落ちないようにするのはお約束。

Cimg6748

Cimg6745刑事コチャック

ワコーズのカーボンリムーバーを吹くと。

Cimg6747

パーツクリーナーと比べると、あっ!と言う間に、ご覧の通り。怖いくらい強力。

なので、ゴム手袋は必須でっす。

Cimg6756Bピストンでした。

ピストンには矢印があって前後が指定されています。写真では右が前。

ピストンリングはそのまま使います。本当はクリアランスを測らなければならないのですが、測ったところで交換するつもりは無いので。。。汗

Cimg6758

Rの文字があるのが表。裏は銀色なので、一目瞭然。

組み付ける時は、シリンダー内、ピストンに2stオイルをまんべんなくヌリヌリ。

リングをピストンに組み、ピストンをコンロッドと連結。ここでもピストンピンが固くて時間がかかったが、リムーバーを逆に使って無事に連結。

ここで気がついたが、スモールエンドベアリング(ピストンピンとコンロッドの間にあるニードルベアリング)って左右にクリアランスが5mmくらいあるけど、ズレないのか?

今までそんなトラブルは聞いたことが無いので、作業を進めます。

Cimg6759

シリンダーとクランクケースの間に入れるベースガスケットは文字がある方が裏(下)。液体ガスケットが塗ってあり、一次圧縮の漏れを防いでいる。

組むときにベースガスケットにシリコングリスを薄く塗っておくと、次回、外すときに楽です。

ヘッドガスケットは、両面に液体ガスケットが塗ってあり、再利用するときは漏れに注意。

Cimg6761左が新品

凸が上、ボッチ(左)があるのが前です。

シリンダーを組み、サブフレーム、ラジエターを取り付けでみたところ、最後のこの部分が合わない。

Cimg6764

EVOのエンジンはサブフレーム、アンダーガードのところ、スイングアームのピボット、とここの4点で支持している。

ところがご覧の通り、穴が合わない。外したときにすでに固かったので、覚悟はしていましたが、こうまでズレるとは。。。とほほ

なので、スイングアームのところ以外は緩めて組もうとしたけどダメ、。仕方ないので、ヤスリで穴を広げました。

すべてのパーツを組み、冷却水を入れて、エンジン始動。緊張の一瞬だ。

Cimg6767

キック一発でエンジンは目覚めた。幸

冷却水を足して試乗。

エンジンの掛りと、吹け上がりが良くなった。アイドリングも安定している。

明日のプチ水練が楽しみ。

こちらは以前やった腰上メンテナンス。参考になれば嬉しいでっす。

無くても出来ますが、あると便利な工具とケミカル。

Cimg6771

上の左から

・ピストンピンを押さえるクリップ専用のプライヤー

・ピストンリング脱着専用工具

・ワコーズのカーボンリムーバー

・浸透剤スプレー

下の左から

・ワコーズのシリコングリス

・ヒートガン

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